こんにちは。アーキセンスです。
「家を建てよう」と決意したとき、第一の関門となるのが『土地選び』です。もちろん日本各地、売地は多くあります。広さや価格で絞り込めば、いくつか検討をつけることはそう難しくはないでしょう。でも、ちょっと待って!その土地選び、安心・安全のポイントをクリアしているでしょうか?
土地選びのポイントとは
確認するべきポイントは、3つ。『利便性』『規制・制約』『履歴』です。
では、細かく確認していきましょう。
利便性について
これは、マンションを借りる際のチェックポイントとも共通しますので、皆様が日頃から意識していることかもしれません。
例えばエリアの選び方についてですが、ニュータウンであれば年齢層が高い傾向にあります。そして新興住宅地だと、若い世代のファミリー層が多くなるでしょう。
交通に関しては、快速電車の停車駅であるかどうかが、通勤や通学の快適性を大きく左右します。車を多用する方であれば、道路の渋滞状況も気になるところです。
環境で考えると、公園が近いと豊かな自然を感じることができますが、反面、休日は朝早くから、子ども達の遊び声が響くことを覚悟する必要があります。
商業施設や医療機関についても、近くにあると便利で安心ですが、それは同時に日常的に多くの人が往来する場所になるということになります。
利便性と住環境は多面的に捉え、ご自身やご家族にとって何を優先することがより快適な暮らしとなるのか、きちんと話し合って決めることが重要です。
規制・制約について
自分の土地であっても、規制や制約が設けられていれば従う必要があり、そこで何をしても構わないという訳ではありません。
土地によって、どんな建物が建てられるか、種類や規模が細かく決まっている場合があります。
また、建物の耐火性能に基準が設けられているエリアもあり、その場合、建築費用が大きく上乗せされる可能性もあり、注意が必要です。
そして、建ぺい率も大事で、これが低いと土地が思うように使えず、希望のサイズ感で家が建てられないこともあります。
他にも、高さ制限の有無、容積率、都市計画区域内であるなど、土地にはさまざまな規制・制約がついている可能性がありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
土地の履歴について
土地には歴史があります。今は宅地として販売されている土地が、以前はどのように使われていたのか、そしてどんな場所だったのかを知っておくことは大事なことです。
例えば以前は工場で、移転の後に整備され、宅地販売されることがあります。また、海だった場所を埋め立て、新たに土地として販売されることもあるでしょう。もちろんこれらは違法ではなく、どこにでもあることです。
が、購入前に履歴を知っておくことは、とても重要なことです。
自分の選んだ土地がどのようにして今に至るのかを知れば、事前に土壌汚染調査の結果を見たり、適切な地盤改良が行われたのかどうかを知るきっかけにもなります。
もし何も知らなければ、安心も安全も対策も、何もできないのです。
プロの視点と知識で、お客様を守ります!
土地選びの3つのチェックポイント、いかがでしたか?
ちょっと難しい内容ながらも、それを見過ごしてしまっては危険だということ、お分かり頂けたかと思います。
だからこそアーキセンスでは、家づくりをご相談頂いたお客様へ、惜しみなくプロの視点と知識をご提供しています。
土地や家は、人生において、とても重要で大きな買い物です。気持ちの良い生活と安心な日々を、お約束できるものでなくてはいけません。数十年に渡り、家族の変化を見守ることのできる場でなければいけないのです。
いい家を作るだけでは、足りない。いい家は、いい土地に建ってこそ、本領発揮できると考えます。
アーキセンスは丁寧な調査を行い、お客様を守れる家づくりを、ご提案させて頂きます。