こんにちは。アーキセンスです。
二世帯住宅は、いつの時代もどの世代でも、常に話題となるキーワード。
注目の高さがうかがえます。
しかし、たっぷりのメリットがありながらも、デメリットの声もチラホラ聞こえてくるという事実……。そこに不安を感じ、躊躇される方も少なくない住み方です。
しかし!
アーキセンスの手にかかれば、デメリットは減らせます!
今回は、「二世帯にして良かった!」と思っていただけるためのお話しです。
二世帯住宅の、ここがスゴイ!
まずは知って欲しい、二世帯住宅のメリットについて考えていきましょう。
若い世代でも、新築戸建てに手が届く
若い夫婦にとって、戸建て、それも新築で手に入れるということは、容易なことではありません。諦めて中古で探そうか……という思いもよぎることでしょう。
でも二世帯住宅なら大丈夫!
なぜなら、実家の売却益で一部を相殺(※1)したり、親子のペアローン(※2)にするなど、個世帯に比べてハードルを下げる要素がグッと増えるから。
つまり、新築戸建ても一気に現実味を帯びてくるのです。
※1 二世帯住宅建設に伴って実家を手放す場合、売却で得た金額を、二世帯住宅建設費の一部に充てることができます。
※2 親子のペアローンとは、親子が各々で住宅ローンを組み、一緒に返済を行う仕組みのこと。収入口が2つとなるため借入しやすく、親子それぞれで住宅ローン控除が受けられるのが大きなメリット。また、親子間の分担が明確になりますし、共有財産という意識が高まることもポイントとなるでしょう。完済時期の設定は、親子で別にすることが可能です。
共働き世帯の生活支援
共働きで生き生きと過ごす生活は素敵ですが、日中に済ませたい家事ができないという弱点もあります。
例えば、急な天候不良での洗濯物の取り込み、配達物の受け取り……。余計な手間が増える大変さに、困っておられる方も多いのではないでしょうか。
こちらも、二世帯住宅なら解決できます!
親子の世帯が隣り合うことで互いに補いあう。これは、いくら仲良しでも他人のご近所さんにはお願いし辛いことですよね。
できない部分をお願いできる親子という存在は、とてもありがたいものです。
不安の解消
仕事やお出かけなど、家を空ける時に感じる、空き巣や火事、戸締りなどの不安も、二世帯住宅なら解消。
誰かが家に居るという安心感は、とても大きいです。
多くの目で見守る子育て
子どもを見守る目は、多いほど心強いもの。
急な発熱や想定外の学校行事など、両親だけでは手が回らないことも、二世帯住宅であればお願いすることができ、とても助かります。
そしてそんな日々は、子どもにとって大きな学びともなります。
核家族では得られない触れあいから得られる物は大きく、成長の素晴らしい糧となるでしょう。
また、見守る側の祖父母にとっても、孫とのふれあいは刺激となり、心身の健康に繋がるのです。
本当のプライバシー確保とは
二世帯住宅の失敗の多くが、プライバシーが確保されていないことを発端とするトラブルです。
「二世帯住宅は完全分離の間取りにしたのになぜ?」という声も聞こえますが、そこがそもそもの原因。
というのもプライバシーは、部屋の分離だけで確保できるわけではないのです。
水道光熱費の分離でプライバシーの確保
電気・ガス・水道の使用量は、ご家庭により様々。どう使い、どこを節約するのか、暮らし方に関わる部分なので、正直、口出しされたくない部分と言えるでしょう。
それなら、メーターの分離がおすすめです!
二世帯住宅であっても、電気・ガス・水道、すべてが、世帯ごとの戸別契約とすることができます。また他の方法として、子メーターを設置することで世帯ごとの使用量を把握し、分担することも可能です。
金銭的なトラブルは、一度起こってしまうと取り返しのつかないことになってしまいかねません。
戸別契約や子メーターの設置は少し費用がかかるものですが、気になる方はぜひ取り入れていきましょう。
話し辛いことだからこそ、真っ先に解決しておくのが良策です。
思いやりの心でプライバシーの確保
親子とはいえ別人格。思いやりの心を持って接することが大切です。
例えば、来客のある時にはひと声かける。それだけで、多少騒がしくなってしまっても、気にならずに済みます。
共有スペースの掃除などもやって当たり前。「やってあげた」など勘違いを生む言葉のチョイスはやめましょう。
外出する際、「どこに行くの?」「いつ帰るの?」と詳細を詮索するのも、好ましくはありません。
お互いを頼る部分と個を尊重する部分、その線引きをしっかりと行うことが思いやりとなるのです。
二世帯住宅を考える際、部屋の分離によるプライバシーの確保だけでなく、ぜひご家族で、金銭的なプライバシーや心のプライバシーについても考えてみて欲しいと思います。
生活リズムの整う間取りとは
生活をする上で避けられないこと、それが、暮らしの中で発生する「音」です。
扉を閉める音、話し声、家電の動作音など、生活の中で普通に聞こえてくる何気ない音であっても、他の世帯にとっては苦痛となる場合があり、気を付けなくてはいけません。
間取りの工夫
足音などを気にせずに住めるのは、「平屋建て」がベストな選択です。
とはいえ、平屋建てを実現するためには広い敷地が必要となり、実現は難しい場合が多いでしょう。
そこで、間取りを工夫することにより、平屋と同等の快適空間を作り出す、そんなご提案をさせていただきたいと思います。
例えば横並びの二世帯住宅の場合、洗濯機のある洗面と寝室は隣接しないようにしています。洗濯機は音だけでなく振動も発生させるため、他の家電に比べて不快要素が強く、要注意です。
そして、生活音の大きくなりがちな子ども部屋についてはさらに注意が必要で、工夫の求められる部分となります。部屋の配置はもちろん、遮音性の高い部材を取り入れることも対策のひとつ。アーキセンスでは、騒音を抑える床材を通常採用!快適な暮らしを守っています。
三階建てというご提案
二世帯住宅を考える際、横並び、もしくは二階建てで検討されることが多いと思いますが、三階建てのご検討もおすすめしたいと思います。
例えば、出入りに便利な一階を親世帯、二階を子世帯、三階部分を子どもスペースといった分離を行ってみましょう。すると、三階部分の騒音が一階の親世帯にまで響くようなことはなく、親世帯はとても快適に過ごせます。
三階建てだと建築費用が気になってしまいますが、土地面積を押さえることが可能になるため、結果的に建築総額を下げられる可能性もあります。
間取りを考える時は平面に捉われず、立体的に考えることもひとつの方法です。
二世帯住宅という選択の為に何かを諦める……アーキセンスなら、そんな必要はありません。
見逃しやすいプライバシーにもきちんと着目し、理想の二世帯住宅へ。
すべてをいい方向に。 そんな二世帯住宅が、アーキセンスからのご提案です。