こんにちは。アーキセンスです。
最近よく耳にする『リノベ(リノベーション)』。ちょっと前までは『リフォーム』だったのに、この違いは何?
結構、多く寄せられる質問です。
今回は、住宅のリノベとリフォームの違いについて、ご説明したいと思います。
リノベか、リフォームか
リノベ(リノベーション)とリフォーム、イメージが似通っていて分かりにくいのですが、言葉の意味を考えると「なるほど!」と思って頂けるかもしれません。
それぞれの言葉の意味は、以下のようになっています。
- リノベ …「renovation」意味は刷新です。
- リフォーム …「reform」形態を意味するformに、再びを意味するreが付いた言葉です。
つまり、住宅に、新たな価値をプラスするのがリノベで、建築当初のキレイだった状態に戻すのがリフォームとイメージして頂ければいいでしょう。
経年による設備の劣化が気になる方や、お子さまの成長や親世代の加齢に伴った工事をご希望の場合にはリフォームを選び、新築時よりもグレードアップさせたい場合や、資産価値を上げたいという目的を持っている方はリノベをお選びいただく方が、より希望に添う結果が得られることと思います。
キッチンのリフォーム、キッチンのリノベ
では、事例を交えつつ、リノベとリフォームの違いについてご説明いたします。
参考として、キッチンで考えてみましょう。
ワンポイント!<キッチンの寿命について>
設備の入れ替えタイミング:15~20年程度
丁寧なお手入れにより、30年を超えても綺麗にお使いの方はおられるのですが、繋ぎめ部分やガスコンロの劣化は防ぎようがありません。場合によっては、安全性にも関わってきます。
適切な時期での交換が、お勧めです。
キッチンのリフォーム事例
キッチンにはI型やL型といった形状があります。
リフォームの場合、その形状はそのままに、良く似た機種の新しい製品や上位機種への交換を行う工事が一般的です。
形状は変わらないものの、古い設備が新しくなることで印象は大きく変わります。また、設備の交換に伴い、壁紙や床材の貼り替えも必然的に行われるため、色や柄、材質を一新することにより、キッチン全体の雰囲気を変えることも可能です。
写真のように、はっきりとしたカラーをポイント的に取り入れると海外キッチンのイメージに。また、ウッディにすればナチュラルな装いとなるでしょう。
リフォームであっても、かなり大きな変化を感じられると思います。
キッチンのリノベ事例
ひと昔前は、独立キッチンが主流でした。急な来客があっても、キッチンのゴチャつきが人目に触れることなく安心ですし、臭いや煙が気にならないといった部分が喜ばれていました。
しかし最近では、独立キッチンは寂しい、暗い、孤立するといった不満が聞かれるようになり、オープンで、家の主役となるようなタイプが増えてきています。
この場合の工事としては、まず、壁を取り払うなどして大きな空間を確保することから始まります。キッチンの場所そのものを移動することも。ダイニングやリビングもひっくるめて、丸ごとのレイアウト変更となる可能性が高くなるでしょう。
写真左側であれば、ダイニングの出窓を活用した、明るいキッチンとなっています。調理スペースがとても大きいので、ご家族で協力し合って料理を作る場面も増えそうです。
写真右側については、ダイニングとキッチンを統合したスタイル。料理を運んだり片付けたりする手間がかかりません。また、省スペースのため、ミニマムな暮らしにもピッタリですよね。
リノベは、『暮らし方を変える』ことにも大きく影響する工事です。
後悔のない、リノベ、リフォームのために
『今』を継続したい方には、リフォームを。
『変化』を求めておられる方には、リノベを。
このような観点で、アーキセンスでは、リノベとリフォームの違いについてお客様にお話をさせて頂いています。
キッチンやお風呂など、設備の劣化に伴う工事だけでなく、お子さまの独立により、生活がガラリと変わっての工事タイミングもあるでしょう。
リノベやリフォームの話が浮上してきた時に大事なことは、家族での話し合いです。
満足の工事とするために、とても重要な過程です。
- 現状に不満はあるのか
- これからの生活にどんな希望があるのか
まずは、この2点をしっかりと話し合いましょう。
そして、その際にはぜひ、私どもにもお声掛け頂ければと思います。
アーキセンスには、住宅のプロが揃っています。設備に関する情報、過去事例、経験、様々な材料を持って、お客様の希望を最大限に叶えたいと願うスタッフばかり!
もちろん、リノベ、リフォーム、どちらであっても対応可能です!
リノベとリフォームの違いについてよく分かっていないくても、大丈夫!お任せください。
ふわりとした希望を、どんどん具体化していきましょう!
アーキセンスは、皆さまがこれからの生活を考える際のサポーターでありたいと考えています。