あけましておめでとうございます。アーキセンスです。
今年も、様々な役立つ情報をお伝えしてまいります!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
年末の大掃除、いかがだったでしょうか。
「疲れた…」「なんでこんなに汚れていたんだろう?」「もうしばらく掃除はしたくない…」なんて方も、おられるのかもしれません。
今回は、そのような方の力になる、“簡単なお掃除術”をお伝えしたいと思います。
掃除はなぜ必要なの?
そもそも人は、なぜ掃除をするのでしょうか。
掃除をするのは、その場の清潔を保つため、整理整頓し、整えるため。
そして、大事なことがもうひとつ。
掃除をすることで心の中が整い、より良い生活環境が手に入るからと言われています。
面倒でも、掃除をすることはやっぱり大事。
掃除が苦手な人も、もっと気軽に取り掛かっていけるようにしていきたいですよね。
『わざわざ』を無くす!
お掃除をルーティン化している人は少なくないと思います。
曜日で振り分け、「今日はお風呂場の掃除をしなくっちゃ」と予定を立てるのは悪いことではないのですが、掃除が苦手な人にとっては、この“わざわざ感”が辛いところ。わざわざという部分にこそ、「掃除をしたくない」という気持ちの大部分が占められていると言っても過言ではありません。
掃除を嫌いにならないためには、『日常の中でササッと手間なく』がポイント!
日々の生活の中から掃除の時間をなくしていきましょう!
ついで掃除をするために必要なこと
『掃除の時間をなくす』と言いましたが、これは、掃除をしないということではありません。掃除から、ついで掃除に切り替えていくということ。
そして、そのために必要なものがあります。
それは、掃除道具を使いやすいところにスタンバイさせておくこと。
というのも、いざ掃除に取り掛かろうと思った時、すぐ手に取れる場所に道具があることと、わざわざ用意が必要なこととでは、やる気に大きな差を作ってしまうから。
掃除道具はしまい込まず、すぐ手に取れる場所に置いておくことが大事なポイントなのです。
そして、もうひとつ。
すぐ手に取れる場所に出しておくために、見た目にも少しこだわるのがおすすめ。
いかにもな見た目の掃除道具だとしまい込みたくなるものですが、見た目がおしゃれであれば、出しておいても気になりません。それに、道具にこだわれば、気分も上がります。
- 掃除道具を使いやすい場所にスタンバイさせる
- 掃除道具は見た目にもこだわる
これは、ついで掃除のために、とても重要なことなのです。
ついで掃除の極意
ついで掃除のポイントは、片手間でできること。そして、時間をかけず、パッと終わること。
本格的な掃除が滅入ってしまうのは、時間がかかって大変だから。瞬時で終われば、そんな気分になる暇もありません。
疲れることなく、無理なく習慣化!ここを目指しましょう。
すると、次第に汚れの溜まりにくい家となり、本格的な掃除自体、不要になってくるでしょう。
- 片手間でパッと終わること
- 疲れないこと
ここにこだわって、さあ、はじめてみましょう!
ついで掃除のテクニック
では、場所別で見ていきましょう。
キッチン
- 食器洗いのついでにシンクも洗います。毎日洗うなら、シンク用、排水口用と、スポンジを変える必要もありません。
- ふきんやお手拭きタオルを交換するタイミングで、蛇口やシンク内の水滴を拭き取ります。拭き取り専用タオルは、特別に用意しなくてもいいのです。
- コンロの油汚れは、まだ少し温かいうちに拭き取れば簡単に落ちるもの。重曹水を作ってスプレー容器に入れておけば、落ちにくい汚れにシュッシュ。サッと落とせます。
お風呂
- ご自身が体を洗うタイミングで、洗い場もササッとこすります。全部を丁寧にする必要はなく、今日は床、明日は壁、あさっては隅というようにざっくりでOK。
- お湯を抜いた直後の浴槽は温かく、皮脂汚れが落ちやすいベストタイミング。スポンジだけできれいになります。
- 体を拭く前にスキージーで壁や鏡の水滴を水切りし、体を拭いた後のタオルでシャワーヘッドを拭けば、水滴が残らず、水アカも付きにくくなります。
洗面所
- マイクロファイバークロスを用意し、歯磨き時間を使って鏡とボウル、蛇口まわりを拭けばピカピカが保てます。
トイレ
- トイレを使うタイミングで、1日1回、便座を拭きます。専用のトイレ拭きシートでなくても、トイレットペーパーにスプレータイプのクリーナーでOK。また、便器の中も、ブラシでサッとこすりましょう。汚れを蓄積させなければ、いつでもキレイなトイレが叶います。
- トイレの床や壁は、トイレ中、長居するタイミングでササッと拭きます。
リビング
- 結露を拭くついでに窓掃除を済ませれば、常にきれいな窓をキープできます。水滴を拭き取った後に乾拭きを追加すれば、洗剤は不要です。
- かわいいハンディモップをいくつか用意し、家具と一緒にセッティング。物を取るタイミングなどに、ササッとホコリを払います。どこかからモップを持ってくるのではなく、“そこにある”というのがポイントです。
- 床も、テレビを見ている時間を使って掃除をするのがおすすめ。コロコロタイプで、テレビを見ながら座った所の周りをお掃除。フロアモップで、CM時間にサッと。わざわざ感なく、きれいになります。
玄関
- お見送りついでに掃き掃除を済ませます。玄関に置いたままにできる素敵なホウキとちり取りを用意すれば、出しっぱなしでも気になりません。
年末の大掃除が不要な家へ!
いかがでしょうか。ついで掃除が日常になれば、汚れ知らずのおうちになれます!
わざわざ大掃除をする必要がなく、負担も大幅に軽減。「お掃除したくない」という気持ちに悩むことも無くなるはず!
掃除が苦手な方、掃除の時間を取り辛い忙しい方、ぜひ、“ついで掃除”を試してみてくださいね。
そして、家の設計・施工を行うアーキセンスとしても、ついで掃除は強く推奨しています!
というのも、ついで掃除が家屋の状態チェックにも繋がるから。
「窓枠の木がささくれている?」「玄関のクロスが浮いている?」等、ついで掃除が、見落としがちな住宅の小さな変化の発見に繋がること、少なくありません。
大切なお宅のメンテナンスという意味でも、ついで掃除を取り入れてみて欲しいと思います。