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お役立ち情報2023.07.20

共働き世帯の家事分担、どうしていますか。

共働き世帯の家事分担、どうしていますか。

こんにちは。アーキセンスです。
最近、注目を浴びた『名もなき家事』という言葉。
家事を分担していても、名もなき家事は全部妻にお任せ……というご家庭が多いと、不満続出な話題となりました。
共働き世帯における効果的な家事分担や、少しでも楽になる方法など、考えていきたいと思います。

どんどん増える、共働き世帯

厚生労働省が発表したデータによると、1980年における“妻が専業主婦世帯”は、1114万世帯。一方、“共働き世帯”はまだ少なく、614万世帯となっていました。これが、1992年にはほぼ同数に。さらに進み、2019年になると、“妻が専業主婦世帯”は582万世帯まで減少。“共働き世帯”は1245万世帯まで増加し、43年間で逆転したことが分かります。
今や、働く女性は当たり前。家事もしっかり分担して、みんなが過ごしやすい家庭でありたいものですよね。

共働き世帯の家事分担

共働き世帯でよくみられるのは、夫の分担、妻の分担の他に、便利家電の使用や家事代行サービス等、その他の手段も積極的に活用しているということ。
そもそもの家事工程を減らし、夫や妻の分担軽減を図っている家庭が多いようです。

例えば便利家電。
お掃除ロボット、食洗器、乾燥機、自動調理鍋など、その種類はどんどん増えています。また、性能も優れており、安心して家事を任せられる物ばかり。便利家電を活用すれば、仕事から帰って来たらお掃除が終わっている、夕食の後に食器洗いをしなくていい……など、工程が減ったり、無くせたり。これはもう、夫と妻以外にお手伝いさんがいてくれるような、そんな感覚ですよね。

次に、家事代行サービス。
頻繁に利用するのではなく、一年に一度というように、スポット的にプロの手によるリセットを依頼することで、日頃の家事をもっと気楽に考えられるようになる、という感じです。
回数が重なると料金面が気になりますが、年1回の家事代行サービスであれば予算立てもしやすいですよね。

そして最後に、日常の当たり前を見直すという方法。
キッチンから三角コーナーを無くせば、三角コーナーのお手入れをする手間が省けます。お風呂は、脱いだ服をバスマット代わりにすれば、バスマットを別で用意する必要がなく、当然ながらお手入れする必要がなくなります。
あるのが当たり前だと言う思い込みが、無用な家事を増やしているのかもしれません。当たり前を疑い、「本当に、これって必要かな?」と一度問いかけてみることが、家事を減らせる一歩になるのです。

夫の分担、妻の分担

上記のように、徹底的に家事工程を減らしていけば、そもそもの家事が少なくなり、当然ながら夫と妻の分担もグッと減らせます。そうなると、ちょっと気持ちも楽になりますよね!

そして、オススメの分担方法ですが、ぜひ『得意不得意』や『こだわり』で決めて欲しい!と思います。というのも、よくあるパターンが、『妻の帰りが早いから、夕食を担当する』というもの。もちろん、妻が料理好きであればOK。なんの問題もありません。しかし、料理が苦手にも関わらず、『帰りが早い』というだけで担当になるのだとしたら、非効率です。
夫の方が得意であるなら、休日に作り置きをし、冷凍するなど他の対応を考えた方が、より効率的。

得意なことを担当すれば、負担感なく家事ができるようになります。日々の生活を楽にする工夫、ぜひ、はじめてみてくださいね。

専業主婦の世帯であっても!

ずっと、共働き世帯の家事分担について書いてきました。
では、専業主婦世帯であれば、「家事は全部妻にお任せ!」でもいいのか?というと、そうでもありません。妻に丸投げでは、いざと言う時、誰も、何も、出来なくなってしまいます。
インフルエンザで寝込む妻に、「今日の食事はどうするの?」なんて聞くことのない夫であるために、ぜひ家事について知っておいて欲しいと思います。

専業主婦の場合の家事分担

先ほど、共働き世帯の家事分担について書きました。専業主婦であっても、おおよそ同じです。
便利家電の活用や、日常の当たり前を見直す方法、その上で、夫が負担に感じることなくできる家事を分担してもらえば、妻の負担はグッと軽くなるでしょう。

ただ、ひとつ注意が必要なことは、『家事代行サービス』について。
利用の際は、ちゃんと妻の意見を取り入れましょう。
というのも、専業主婦である場合、こだわりが強い傾向があり、ご自宅、特にキッチンなどは、妻の城と考えておられる方も少なくありません。「他人に入り込まれたくない」と思っている方にとっては、家事代行は苦痛でしかないのです。
「喜ぶだろう!」という思い込みで、サプライズプレゼントなんてしないこと!
気をつけましょう。

気づいて欲しい、名もなき家事の存在

名もなき家事、少し前に流行った言葉なので、かなり周知されているかと思います。

  • シャンプーの補充
  • トイレットペーパーの交換
  • ひっくり返った洗濯物を元に戻す
  • 散らかった靴を並べる
  • ごみの日にごみがまとまっている

……など。
まだまだありますよね。“洗濯”や“掃除”のように、コレといった名前は付いていないけれど、日々の生活に必要で、いつの間にか誰かがやっている家事が『名もなき家事』と呼ばれます。

誰も気がつかないくらい小さな事柄。
だから、感謝されることもない。
それゆえに、積み重なると精神的負担となってしまうものなのです。

まずは、そんな家事があるということに気付き、感謝を。
そして、これについては分担ではなく、「気付いた人がする」にシフトしていきましょう。
名もなき家事なくしては、当たり前の生活が滞ってしまうということへの気付きが、大切なのです。

アーキセンスにできること

アーキセンスでは、楽に家事ができる家づくりを行っています。

例えば、お掃除ロボットの通りやすい間取り作り。
不要な段差を無くすことで、死角なく、お掃除が行き届きます。

また、効率の良い動線作りもとても重要。
動線をコンパクトにすることで手間が減らせますし、動線が重ならない設計とすることで生活にゆとりが生まれます。

他にも、使う場所の近くに収納を作ることで、名もなき家事の手間をグッと減らすという工夫も!

間取りとは、見た目のカッコよさ、スマートさも大事なポイントとなりますが、やはりそれは、動きやすさがあればこそ。
「帰宅後、どう動く?」「お休みの日の行動は?」
暮らす人の日常と、間取りのすり合わせを丁寧に行うアーキセンスへ、ぜひお任せくださいね!

家事の分担に必要な事は、「完璧な等分!」ではありません。お互いに、感謝する気持ちと声掛けです。どんなことに対しても当たり前だと思わず、「ありがとう」を伝え合うことで素敵な暮らしにしていきましょう!

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