一年間を通して快適な室内温度を保つために必要なエネルギー量、つまりは家の燃費を表示することが出来るように「燃費の物差し」としてEUにおいて開発されたものが、「エネルギーパス」。
この指標はヨーロッパにおいて、住宅のエネルギー消費量の削減に関心を持ってもらうことと共に、実際の賃貸契約や売買契約の主要な条件の1つとして、エネルギー性能を考慮できるように開発されたものです。
また、日本においては、2011年7月に日本エネルギーパス協会が発足し、日本版エネルギーパスの発行が開始されました。
「エネルギーパス」では、エネルギーの消費量を三段階のステップで評価します。
S+:極めて優れた省エネルギー性能のランク
S:概ね認定低炭素の認定基準以上の性能ランク(次世代省エネ基準にくらべて10%以上の削減)
ただし、建物省エネルギー等級は、設備効率を反映していない建物自体の省エネ性能評価であるため、
認定低炭素の認定水準とは大きく異なる評価になることがあります。
A:概ね次世代省エネ基準(平成11年基準)以上の性能ランク
B:概ね新省エネ基準(平成4年基準)以上の性能ランク
C:旧省エネ基準(昭和55年基準)以上の性能ランク
D:旧省エネ基準を下回る性能だが、何らかの断熱対策を行っている性能ランク
E:無断熱仕様の性能ランク
エネルギーパスの評価は、基本的には設計者が、エネルギーパスの評価プログラムを用いて自己評価します。
エネルギーパスの第三者認証制度は、この自己評価書を基に、日本ERIが第三者機関として客観的な立場から、認証を行うものです。
住宅の設計図や設備の仕様書等の資料を基に、住宅の設計仕様とエネルギーパスの評価内容とが合致していることを確認し、認証書を発行します。
認証書ホルダー内の第三者認証書に添えられているのが、自己評価書です。自己評価書には、より詳しい住宅の燃費性能等が表示されています。
省エネの関心が高まる中、エネルギーパスをして基準をクリアすると、作り出すエネルギーと使うエネルギーがプラスマイナスゼロになる「ゼロエネルギー住宅」や長期的には所有者のコストメリットが大きい高性能省エネ住宅である「パッシブハウス」と環境設定に優れた建築物だということの認識して頂けるものとなっております。
申請物 | 日数 | 申請内容 |
---|---|---|
エネルギーパス申請代行 | 2週間 | 平成25年省エネ基準外皮計算を含みます。 |
エネルギーパス技術的審査(日本ERI) | 2週間 |
※日数は、あくまで目安となっておりますので詳細はお問い合わせください。
おかげさまで、多くのお客様から
ご依頼を頂いております。
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